成虫の体
■蝶といえば、ふつう成虫のことをさします。大きな羽をもつ成虫は非常に目立つ存在ですが、彼らの体はどのようなしくみになっているのでしょう?
一般的に最も知られている蝶の姿です。成虫になった蝶は、空を飛び同じ種の相手を見つけて交尾をして、子孫を残すための体をしています。そのため成熟した生殖器官の他に、空を飛ぶためと相手に自分をアピールするための大きな羽を持ち、また、相手を遠くからも見つけられる大きな目や、臭いを嗅ぐ触角が発達しているのが大きな特徴といえます。
蝶の主な体の各部の名前は下の写真にある通りです。
成虫の蝶の体は、昆虫ですから頭・胸・腹、と大きく三つに分けて見ることが出来ます。各部の詳しい解説については、下の各項目を参照してください。