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羽化のページ■蝶の成長でのクライマックス、羽化(うか)を見てみましょう。
アゲハチョウやモンシロチョウなどの場合、蛹から翅が透けて見え、腹部の節が伸びてきたら羽化間近のサインです。大抵次の日の朝に羽化します。羽化はほとんどの場合、明るくなってから30分~1時間で始まります。羽化を見たい場合は、朝早く暗いうちに起きてライトを当てるか、暗い場所に置いておいて、午前中の見られる時間に取り出すとうまく見られることが多いです。
まだ明るくなっていない早朝に、蛹にライトを当てたところ、30分くらいして羽化が始まりました。蛹の背中が割れたのは午前4:50です。
▲あとは翅が固まるのを待つだけ。
蛹から出てしばらくたった蝶は、蛹便(ようべん)というレンガ色などの糞(尿)を出します。これは、蛹の時に体の作り変えの時に発生した不要物などが出てくるものです。血ではありません。 他の蝶の羽化も見てみましょう。 → ツバメシジミの羽化 |
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