アダプタ類を使って更に小さな蝶を撮影する
一眼レフには、レンズのほかに装着できるアクセサリが色々とあります。ここではその一部を紹介しましょう。アクセサリ類は機種によって装着できたり出来なかったりするので、自分が持っているカメラに使用できるかどうかを確認してから買いましょう。
・エクステンションリング
![](img/camera-img/extension.JPG)
![](img/camera-img/extended.JPG)
▲KENKOのエクステンションリングと装着例
エクステンションリングはカメラ本体をレンズの間につける筒です。レンズからカメラ本体の距離が離れることによって、小さな被写体を更に大きく写すことが出来ます。一方、画像が暗くなるという副作用もあります。
・リバースリング
![](img/camera-img/reverse-ring.JPG)
![](img/camera-img/reverse.JPG)
▲リバースリングと装着例
![](img/gallery/mormo-withreversed.jpg)
▲マクロレンズ(70mm)の撮影例とリバースレンズ(18mm)の撮影例比較
リバースリングとは、レンズを前後逆につけるためのアダプタのことです。上の写真のように、広角レンズを逆につけると、顕微鏡のようなレンズとして使えます。欠点は、自動フォーカスが使えないのと、絞りは手動になるということです。
・スタックドレンズ
![](img/camera-img/male-to-male.JPG)
![](img/camera-img/stacked.JPG)
▲スタックトレンズ用アダプタと装着例(マクロと望遠のコンビ)
スタックトレンズとは二つのレンズを重ねた方法です。アダプタを利用して二つのレンズを向き合わせて重ねるテクニックです。色々なコンビネーションで色々な効果が見られます。基本的に拡大写真を撮影するときに使います。この方法も、ピント合わせは手動になります。しかも2つのレンズを重ねているので、より複雑な操作になります。