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オーストラリア区の蝶

■オーストラリア区は、主に南半球に位置するオーストラリア大陸とニューギニア島周辺の地域を指します。それぞれの地域を更に細かくオーストラリア亜区とパプアニューギニア亜区に分けて見ることが出来ます。


オーストラリア区

オーストラリア区は東洋区の一部として扱われることもあります。東洋区との境界線はウォレス線やウェーバー線と呼ばれています。この地域では約1000種類と、蝶の種類は多くありません。植物などでは、新熱帯区にむしろ近縁の種類が見つかるといいます。


オーストラリア区を代表するアゲハチョウの仲間、オオルリアゲハ

オーストラリア大陸の蝶

世界6大陸の一つオーストラリア大陸にはおよそ397種類と他の地域と比べても広大な土地の割には少なめの蝶たちが生息しています。これはほとんどの土地が乾燥した厳しい環境であるためと思われます。オーストラリアの蝶の多くは大陸の東にある大きなグレートディバイディング山脈(Great Dividing Range)の東側に生息していて、最も多いのはその北東部にあたるトーレシアン(Torresian)地域とよばれる地域で約313種が生息しています。オーストラリア大陸は南半球にありますので、北が熱帯地域となっています。

オーストラリア大陸には東南アジアから来たと思われる蝶の多くと、他の地域に見られない独特の蝶たちが生息しています。独特の蝶の種類数はオーストラリア大陸に生息する蝶の内、182種、約46%とかなり高めです。この独特の蝶たちはツチイロセセリ亜科(Trapezitinae)やジャノメチョウ亜科(Satyrinae)、シジミチョウ類に多く見られます。


ラッフルズセセリ(左)やヒメミイロヤドリギルリシジミ(中央)、
ヒスイシジミ(左) はオーストラリアで見られる独特の蝶たち。

豪華絢爛の蝶たちが舞うニューギニア島周辺

オーストラリア大陸の北にあるニューギニア島は約950種類もの蝶たちが生息している蝶の宝庫です。この地域をパプアニューギニア亜区と呼びます。未だに発見されていない蝶が沢山いると思われ、今後も種類数は増えていくでしょう。パプアニューギニア亜区の代表といえば、世界最大の種も含まれるトリバネアゲハ類です。このほかにはカザリシロチョウ類がニューギニア島を中心に発展しています。


トリバネアゲハの仲間


カザリシロチョウの仲間

多くの蝶たちは島ごとに進化していることが多く、同じ種類でも島ごとに翅の模様が変わったりします。

ニュージーランドの蝶

オーストラリアから南東にはなれたニュージーランドではわずか26種類ほどしか生息しておらず、その内半数の13種類はニュージーランド特産種です。世界で唯一、セセリチョウ類がいない地域です。


ニュージーランドで見られる蝶たち


参考文献

  1. Larsen, Torben B. 2005. Butterflies of West Africa. Apollo Books. Ternstrup, Denmark.
  2. Vane-Wright, R.I. & R. de Jong, 2003. The butterflies of Sulawesi: annotated checklist for a critical island fauna. Zool. Verh. 343
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