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蝶を描く

■このページでは、蝶の絵の描き方を紹介します。絵といっても色々スタイルがありますので、自分が描いている絵の描き方を紹介しようと思います。


一度蝶のことを色々と知ってしまうと、なかなか納得のいく蝶の絵が描けなくなることはありませんか?ここのホームページを見たりして、蝶の体を詳しく知ってしまったあなたは、蝶を風物詩として描いてある絵の中に、前翅と後翅の重なり方が逆であったり、腹部から羽が生えてたり、羽が1対しかなかったりと、いろいろと間違ったところが見えてきてしまいます。もちろん、この様な絵は学術的な絵でもありませんから、「絵」として楽しむのが一番ですが、どうしても気になってしまうものです。

ここでは、より本物に近い蝶を描くための私がいつも使っているテクニック(というほどでもないですが・・・)を紹介します。では、まずは鉛筆で標本の絵の下書きを描いてみましょう。

蝶の羽の形を描く

まず最初に蝶の羽を描きます。実はここが意外と難しく、最初からいきなり難関にぶつかってしまうわけです。普段から標本などを沢山見ている人は、その形が頭にインプットされているせいか、すんなりと描ける人もいるようです。

羽が描けたら、胴を描きます(先に描いておいてもいいですが)。どうしても描けないときは、トレーシングペーパーで本物の標本をトレースしたり、写真を撮ってそれをトレーシングしたりしてもいいです。また、先に次に紹介する翅脈を描いてからでもうまく描けることがあります。

片方の羽が描けたら、反対側はトレーシングペーパーで写すようにしましょう。描く大きさは、実物の蝶より大きめに描くことをお薦めします。

翅脈を描く

次に重要なのは、羽の翅脈を出来るだけ正確に描くことです。翅脈は蝶の模様にとって非常に大切なガイドラインです。見えない部分だからといって無視をすると、後で羽の模様がどうしてもうまく描けなくなってしまいます。翅脈は表からは観察しにくいので、場合によっては裏から見てみましょう。

翅脈については、羽の各部名称のページを参考にしてください。

紋などはっきりした模様を描く

紋などはっきりした模様がある場合は、それを鉛筆で描いておきましょう。この時、翅脈と模様の関係さえ注意しておけば、簡単に本物とそっくりの模様が描けるはずです。

さて、ここまで来てしまえば、あとは色々なスタイルで絵を仕上げることが出来ます。上記の下書きは鉛筆で出来るだけ薄く描くようにしましょう。

点画

用意するもの:テクニカルペン

使用する紙:漫画などを描くケント紙などが最適。ペンで点を描いてにじまない紙を選びましょう。

描き方:色々な点画を参考にして、上で描いた下書きを仕上げましょう。ひたすら点を描くので根気よく時間をかけて描きます。焦ったり、急いだりすると点がぶれたり、雑な感じがしますので、のんびりと仕上げましょう。ちなみに下の絵は、1日に1〜2時間描いて約1週間かかりました。

水彩

用意するもの:水彩画用具、ティッシュ

使用する紙:水彩画用、画用紙(表面がぼこぼこしているものはその模様が出てしまうので避ける)

描き方:水彩画の場合、あまり水を使わないのがコツです。グラデーションがかかっている模様などは湿り気を与えながら描くとうまくいきますし、はっきりした模様の場合は、紙が良く乾いてから描くとうまくいきます。黒地にある色の鱗粉はちりばめてある場合は、根気よく細い筆でその鱗粉一つひとつを描くと、出来上がりが非常に綺麗になります。

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