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孵化のページ

■卵の中で幼虫の体が出来上がると、幼虫が出てきます。いよいよ孵化(ふか)です。


ここのページでは、アメリカ南部に生息する、シロチョウ科のワタリオオキチョウ(Phoebis sennae)の孵化を見てみましょう。卵は最初全部黄色ですが、やがて卵のてっぺんが透明になり、よく見ると目らしきものが見えはじめます。

もぞもぞと動き始めたらいよいよ孵化の始まりです。

内側から殻を食べて穴を開ける。

 
▲よ〜く見ると、頭が上で、卵の中で2つ折になっているのが分かります。

 
▲殻に穴を開けて這い出してきます。

 
▲「よいしょ」って感じですね。

卵から出て、殻を食べる

 
▲卵から出て、一度離れてしまいましたが、戻ってきて、殻を食べ始めました。


▲卵の殻を一所懸命食べる幼虫

蝶の多くの幼虫は、孵化した後に卵の殻を食べます。これには次の様な説があります。

1.卵の殻に幼虫が最初に必要な栄養が含まれている。

2.卵の殻があると、天敵に見つかってしまうので食べてしまう。

卵の殻を食べた幼虫は食べなかった幼虫より、少し成長が早くなったなどの観察例もあります。


参考文献
本田計一・加藤義臣. 2005. チョウの生物学. 東京; 東京大学出版会.本の情報のページへ
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